五行(ごぎょう)の働きとは・・・(8-6)

上記の自然界の木火土金水の5つのエネルギーが止まることなく
常に回っていることを五行と言います。

この五行には、
相生(そうしょう)と相尅(そうこく)の
2つの法則があります。

① 相生(そうしょう)・・・図のように、円の→は相生で、木は水の生扶を受け、
             火は木の生扶を受けて燃えていくように順々に生じていく関係
             お互いに助け合う関係
             良い影響を相手に与えたり、与えられたりし、
             働きを強めたり、お互いの力を生み出したりする
             ような促進の関係

② 相尅(そうこく)・・・→星型の関係を木は土を尅するなど、相尅という。
             お互いに攻撃し合う関係
             相手から自分の働きを抑えられたり、
             自分から相手の働きを抑えたりお互いの力を消す
             ような抑制関係

木が燃える火を生み出し、火が燃え尽きて土になり、土の中から金が生まれ、
金から水が湧き出し、水が木を育てる

また、木は土の養分を吸い取り、土は水の氾濫を堰き止め、水は火を消し
火は金を溶かし、金は木を切り倒す

全てお互いに関連し合っています。

自然界の働きにはかないませんね(笑)
よく自然のままに・・・とか自然の流れに任せて・・・とか
言いますけど、自然って本当に素晴らしいです!!

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